(国)茨城大学 理学部合格

三好 遼平【品川区立鈴ケ森中学校出身

『初志貫徹』
 私が本格的に勉強を始めたのは4月の半ば頃でした。志望校は国立で、5教科7科目をこなさねばなりませんでしたが、予備校へ通うつもりはありませんでした。そんな中、何より力になったのは、入試問題を先生と一緒に解く時間でした。他のクラスメイトも集まってきて議論が盛り上がり、まるでスポーツを楽しむように感じられました。誰にも頼らないと気負って始めた受験勉強でしたが、たくさんの方々の支えで合格することができました。最後まで諦めず自分を信じて頑張ってください。



(国)宇都宮大学 農学部合格

一乗 ももこ 【品川区立浜川中学校出身

『努力の分だけ』
 私が大学受験を意識し始めたのは2年生の1学期からです。しかし何から始めればよいか分からず、結局2年生の時はあまり勉強が進みませんでした。3年生の2学期頃からはセンターの過去問にとり組み始め、12月からはセンターの過去問だけをひたすらやりました。特に化学と数学が苦手だったので 8年分を2周やりました。センターが終わると教科数が一気に減り、なかなかやる気がでず、最後の方で慌てて受験勉強することになりました。受験生の皆さんには私のようにならず「第1志望に受かる!」という気持ちを忘れずにこの時期をうまく乗り越えてほしいです。



(公)首都大学東京 健康福祉学部合格

岩村 直美 【大田区立大森第三中学校出身

『受験を振り返って』

 「大学は絶対第1志望校に入りたい。」高校受験に失敗してから高校3年間ずっとそう思い続けていました。 自分の受験を振り返って、受験に勝つために大切だと思ったことが2つあります。1つ目は時間の使い方にとことんシビアになることです。私は夕方から夜の時間は毎日部活動に費やしていたため学校に朝早く来て受験勉強をしていました。また授業の合間の休み時間も英単語を覚えたり授業の課題に取り組むなどして無駄にしないように心掛けました。2つ目はモチベーションを高く保ち続けることです。具体的にどうすれば良いかというと早めに志望校を決めることに限ります。 受験は長く辛いものですが「今から出来ること」をコツコツ積み重ねれば決して越えられない壁ではないと思います。これから受験生になるみなさんはぜひ今日から出来ることに取り組み始めてもらえれば幸いです。



(国)東京学芸大学 教育学部合格

内川 佳祐 【長野県白馬村立白馬中学校出身

『自分を信じて』

 私が進路を意識しだしたのは1年生の3学期でした。明確な答えは出なかったものの、推薦入試で国公立大学に挑戦したいと考えるようになっていきました。合格の為には、まず必要な評定平均値をとること、陸上競技部での活動で実績を上げることが必要不可欠であったので、2年生からは特に両立を意識して日々の学校生活を過ごしていきました。 私は3年間陸上競技部に所属し、日々練習に励んできました。 だからこそ、普段の授業内容をしっかり理解することが大切であり、分からないことがあれば質問するなどしてカバーしてきました。そうした結果、目標としていた評定平均値をとることができ、スタートラインに立つことができました。10月末に高校最後の全国大会があり、練習を続けながら小論文や面接練習に取り組む日々でした。先生方や家族に支えられた部分が大きかったです。大会の表彰も、合格を聞いた時も、最高の時間でした。後輩の皆さんに伝えたいことは、強い気持ちがあれば、何事にも頑張れるということです。最後の最後まで、自分を信じて挑戦していってください。



明治大学 商学部合格

吉田 周史【横浜市立日吉台中学校出身】

『全力で取り組むことの大切さ』

 私は 2年生の最後に塾に入って、受験勉強を開始しました。陸上部に所属していたため、3年の 8月まで練習し、秋の国体にも選手の付き添いとして参加していました。私はどうしても部活を言い訳にはしたくなかったので、必死に勉強しました。その甲斐あってか、基礎がうまく固まりはじめ、秋から冬にかけて着実に力を伸ばせたと実感できました。基礎を固めるに当たって私が実感したことは、学校の授業を疎かにしてはいけないということです。受験で忙しいから簡単な学校の授業なんてやっていられないと言っている人ほど、直前になって初歩的なミスをして焦ります。簡単な授業は言い換えれば基礎の復習となるわけです。実際、私は最後の授業まで真剣に取り組んだことが力になりましたし、それが励みにもなりました。

 受験の直前ともなると不安で押しつぶされそうになると思いますが、受験を楽しむくらいの気持ちで乗り切ってもらえたらと思います。



青山学院大学 経済学部合格

池田 雄貴【川崎市立西中原中学校出身】

『考え方』

 自分が受験勉強を始めた時、英語がとにかくできませんでした。周りよりもレベルの低い所からのスタートでした。ただでさえ周りから遅れているうえに、受験に取り組み始めたのも遅かったため、人よりも努力することを強いられたのですが、努力というものがあまり得意ではないので、かわりに考え方を変えてみることにしました。具体的に言うと、分からないことがでてきた時にただ漠然と分からないから調べようではなく、なぜ分からないのか、どうして分からないのか。論理的に筋道を立てるということです。分からない→ここの部分が自分に足りないから分からない→じゃあその部分を完璧にしよう、こうすることによって効率的に自分は勉強を進めることができました。 分からないことに対し受動的になりただ調べるだけで終わるのか、自発的になぜ、どうしてと考えるのか、という点が自分の受験生活の大きなポイントだと思います。



明治大学 理工学部合格

田端 和久【横浜市立東山田中学校出身】

『受験で大切なこと』

 私は高36月まで部活に専念し、特に受験というものを意識したことはありませんでした。でも、部活の引退試合を終え、志望校もある程度決まっていたので、一般受験をしようと思いました。それからは毎日放課後塾に通い詰め、特に英語は毎日単語の暗記、音読に努めました。しかし、結果が出てこず不安になることもありました。私が受験を経験して思ったことは、マイナス思考にならないことでした。いくら模試の結果が悪くても、良いところを見つけて、自信につなげていくようにしました。だから私は、マイナス思考になったことはほとんどありません。あとは集中して勉強ができる場所を見つけることです。これから受験を控えている皆さん、受験で一番大事でかつ、辛い時期が高3の夏休みだと思います。そのためには「今日」を大事にすること、後悔のないように、一日一日最大で、最高の努力をすることが重要だと思います。最後の最後まで諦めずに走り続けて下さい。



明治大学 農学部合格

桝田 大海【川崎市立橘中学校出身】

『目標と目的を明確に』

 私が一般受験を決意し、本格的に受験勉強を開始したのは3年の6月頃でした。私は、最初に志望校を決めました。そして本屋に行ってその大学の過去問に目を通してみました。一般受験を考えている人はぜひ、最初に志望校を決めて本屋で過去問に目を通してみてください。そうすることで自分の目標が明確になると思います。私が受験勉強を始めた時期は、他の受験生と比較するとかなり遅い方だと思います。だから私は、「質の良い勉強」を意識し進めていくことにしました。ただがむしゃらに勉強するのではなく、自分の苦手な事は苦手、解けない問題は解けない、と素直に認めてそれを改善しようとする姿勢が大切だと私は思います。そして最後に私が受験勉強を終えて感じた事が1つあります。それは「努力」をするという事はあくまで目標を達成するための「過程」にすぎないという事です。最後まで目標を見失わずにそこに向かって進んでいった人だけが成功する事ができると思います。がんばってください。