同窓会長  柴田 夏男 (昭和52年卒業)

就任あいさつ

 

会長就任ご挨拶

                    同窓会会長 柴田 夏男(昭和52年卒業)

同窓会会員の皆様

私は、平成27年6月20日に開催されました総会にて承認され、第七代会長に就任いたしました昭和52年卒業の柴田です。

3期6年間に亘り会長の大役を果たされた矢澤秀一前会長の後任として、143年の歴史と伝統ある母校の同窓会長をお引き受けすることとなりました。

私は、同窓会が再開された昭和49年に東京高等学校に入学、昭和52年に卒業を致しました。矢澤前会長が昭和30年に卒業されたと伺っておりますので、22年の開きがございます若輩者でございます。

このような若輩者ですが、矢澤前会長のご指導の下に副会長をさせて頂き、同窓会の運営をお手伝いさせて頂いておりました。この貴重な経験を基にして、矢澤前会長が進めて来られました同窓会の改革を引き継ぎ、更なる改革・発展をさせていく所存でございます。

あと6年で学校創立150周年の大きな節目を迎えます。偉大なる諸先輩の意思を受け継いで、そしてこの大切な歴史と伝統を後輩の皆さんにお渡し出来るように努力していく所存です。

どうか、諸先輩の皆様、後輩の皆様、教職員の皆様のお力をお貸し頂けますよう、お願い申し上げます。


現在、同窓会の主な事業は
(1)会報の発行
(2)同窓会名簿の整理
(3)高校生の部活動への助成等があります。
特に部活動に於いては、陸上競技部をはじめラグビ−部・女子硬式テニス部・チアリ−ディング部・吹奏楽部等の活躍は目覚しく、同窓会としても部活動に対する期待は大きく、助成についても益々力を入れて行く所存であります。
同窓会を今後益々発展させる為、各年度の同窓生の皆さん、何卒宜しくご協力の程お願い申し上げます


新たな交流と惜別(2019年5月10日)

同窓会会員の皆様及び東京高等学校教職員の皆様には、日頃より同窓会活動にご理解とご支援を頂きまして、厚く御礼申し上げます。早いもので、私が同窓会会長に就任して、間も無くで2期4年が過ぎようとしています。この4年間、同窓生の皆様、特に役員の皆様のお力をお借りしまして、同窓会を改革し前進させることが出来ました。改めまして御礼申し上げます。


 さて、2018年を振り返りますと、前年から始まりました東北高等学校同窓会及び東京実業高等学校同窓会と私共との交流が正式にスタートしました。ご存知の方も多いと思いますが、この三校は共に上野清先生を創立者とする兄弟姉妹校の間柄です。2017年には、三校同窓会会長が一堂に会し、交流の再開を正式にスタートさせることで合意しました。その合意に基づいた第1回目の事業として、2018年6月16日(土)の第50回東京中学校・高等学校同窓会総会に東北高等学校同窓会会長で学校法人南光学園 学園長の五十嵐一彌先生をお迎えして開催することが出来ました。総会当日は、東京高等学校にご来校頂き、伊藤校長のご案内にて校舎・体育館を視察されました。五十嵐会長には、今後、三校で部活動・生徒会レベルでの交流も実現していきたいとの感想を頂きました。

今後、この三校交流活動は継続していくこととなり、2019年は東京高等学校と東京実業高等学校の同窓会会長が東北高等学校同窓会総会に出席する予定となっております。

 
 次に、2018年は同窓会にとって非常に重要な別れが有った年でした。8月には同窓会再開から発展にご尽力頂き、長年に亘り役員・副会長を歴任された石井秀之顧問(昭和24年卒)が逝去されました。石井顧問は中央大学就職部長をされ本校と中央大学との繋がりを強いものにして頂きました。

また、10月20日にはデザイナーの芦田淳氏(昭和26年卒)が逝去されました。芦田先生は、高島屋や当時の皇太子妃美智子様の専属デザイナーとして活躍され、本校にもご寄付などで貢献して頂きました戦後を代表する本校の卒業生の一人です。現在でも、体育館舞台の緞帳には寄贈者の芦田先生のお名前が刺繍されております。

 最後は、本校卒業生で第5代学校長も歴任された田沼道夫先生(昭和17年旧制中学卒)が12月にご逝去されました。 田沼先生は、私が生徒の頃は教頭をされておられ、私事で恐縮ですが私の教育実習でもお世話になりました。つい数か月前まではお元気でしたので先生のご逝去の連絡を頂き驚きました。大先輩お三方のご冥福を心よりお祈りしますと共に、今までのご恩を忘れずに同窓会会長として、創立150周年に向けた重責を果たしていきたいと決意した次第です。

 同窓生の皆様、教職員の皆様には引き続き同窓会へのご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 


第125回卒業式(平成29年3月5日) 


  

入学式(平成28年4月8日)